2017.03.10 
インディバ温熱療法の効果とガン予防について


こんにちは!インディバ池袋本店、戸田エリカです。 いつも、御来店頂き、ありがとうございます。

インディバ温熱療法は、温熱療法で体温を上げることで免疫機能を高め、がんを死滅させようとする免疫療法の一つなのです。。
一般的な温熱療法は体外にある熱源を用いて体温を上げますが、それでは体温はさほど上がりません。インディバ温熱療法では、高周波温熱機器を用いて体の深部まで加温することで、代謝機能を高めることができるとされています。

インディバ温熱療法は、がん治療の他にも、むくみ、皮下脂肪、内臓脂肪の除去、関節痛、神経痛の改善効果があると言われています。

インディバ温熱療法の仕組み

温熱には、加温する温度により、42度以上の高加温効果と、39度程度のマイルド加温効果があります。

高加温効果とは、局所的に42度以上の体温にし、がんを死滅させる効果が期待できます。42度以上になるとタンパク質が凝固しますが、正常組織の場合、毛細血管が拡張し、増えた血流が熱を除去するため、局所は高温にならないと言われています。

癌細胞は血管が未熟なため、高温になっても拡張することができず、熱が逃げずに42度に達し凝固壊死すると言われています。全身の体温を上げる方法もありますが、42度以上では正常な細胞も死滅する可能性があるので危険が伴います。

最近は、特定の部位だけ加温する深部加温が効率的に出来るようになっており、インディバ温熱療法では、体内に生体熱(ジュール熱)を発生させ、深部加温し、その熱が体外に放散されるまでの数時間の間だけ、一時的に体温を上げます。

仕組みとしては、体温を3~5度上げて、癌細胞を死滅させる(縮小させる)ということですね。施術後には、免疫細胞の増加やNK細胞の活性化などが見られることが確認されているようです。